自分History episide22

~決められていた出会い~

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勢いよく書き続けます、笑

 

週末の金曜日に、仲良しこよしになった友達のTが

「今日、先輩が迎えにきてくれるんだけど、一緒に帰ろうよ」

と言ってきました。

その日、その先輩がクルマで会社の前で待っていてくれました。

私も一緒に帰ることとなりました。

一歳年上の先輩です。

彼女の話によると、元カレなのだそう。

彼女とその先輩は、バイト先が一緒だったのをきっかけで

高校2年生の時に付き合うことになったそうです。

 

その先輩は高校を卒業してそのまま就職して

会社の社宅に入ることになり、会うこともなかなか出来なくなり

ある時、社内に好きな子が出来たらしく、別れることになってしまった

という話です。

ちょっとありがちな話ですが。

 

 でも、もうその時の彼女にとっては

その先輩とのことは、良い思い出話になっていて、

いい関係性だなーって思ったのを憶えています。

しかも彼女は可愛いし性格もいいし、職場でもモテていたので

彼氏はすぐ出来るな、という感じでした。

 

さぁ、その先輩とは、

初めましてー!

という軽い感じでクルマに乗り込む私。

初めてなのに、メッチャ話やすい。

すごく面白いし優しくて感じの良い人。

 

家まで送ってもらい、私は彼女と先輩と別れる。

彼女も楽しそうで良かったと思った。

 

先輩はその日、夜用事があって実家に帰ってきたそうで

本当に送り届けるだけの為にきてくれたそうだ。

 

帰りクルマの中で、今度遊びに行こう。

という話になったらしく、後日私を誘ってくれた。

 

そして三人で(なんで私がいるのかちょっと不思議な感じだったけど)

鎌倉の建長寺へ行くことになり、道中くだらない話でかなり盛り上がる。

 

建長寺に到着して、高台から景色を眺めているとき

私はふっと先輩の爪が目に入った。

少しだけ伸びていて爪がちょっと汚れていた。

それをみた私は何も考えずに

「汚ったない、爪!!」

と言った。。

とたん、先輩の顔色が変わった。

完璧に怒らせた感じだ。

 

先輩は私を自分のほうにむかせ

静かにゆっくり私にこう言った

「お前は時々トゲのある言い方をする時がある」

と。

そう、私にはそういうところがある。

この時に限らず、確かにそういう所があった。

 

甘ったれてる人を見ると、なにかトゲがあることを言ったりする。

誰にも頼ることが出来ず、一人で立ってきた自分は

いつの間にか誰にも傷つけられないように、鎧をまとっている感じで。

それが、ちょっとした会話にもトゲが見え隠れしてしまうのだ。

そのトゲで先輩を刺したのだった。

もう相手が誰であろうと、どんな人であろうと条件などなくなっていた。

たぶん普段の会話にそういう自分が存在していたんだと思う。

 

そんな私の放ったコトバに対して

まっすぐ的を得たコトバが返ってきた。

 

今まで、言われたコトがなかった。

初めてここで、自分を振り返るキッカケとなったコトバだった。

しかも、会ったの2回目の友達の元カレに言われるなんて。

 

その時、友達はそのやりとりを隣で固まって聞いていた。

先輩の性格をよく知っているだけに

私が地雷を踏んじゃったよ!って思ったらしい。

 

初めてその先輩と会った日、私を送り届けてくれた帰りのクルマの中で

友達は私の生い立ちを先輩に話したそうだ。

それをわかった上で言った、というか言ってくれたコトバだった。

 

後に、そんな先輩と私が

付き合うことになるなんて

誰も想像していませんでした。